「自分もこんな仕事がしたい!」溶接訓練生15人、ヤンゴンで見つけた未来

Author: Akiko Mori

 

 

8月24日~27日、TTS(Hpa-an Technical Training School)の第16期溶接コースの訓練生15名が、ヤンゴンの企業3社と溶接訓練校を訪問しました。


普段は学校で技術を学ぶ訓練生たち。今回のスタディツアーでは、大型の溶接機や切断機、橋梁の鉄骨、そして建設中の巨大な食用油工場など、実際の仕事の現場を間近で見ることができました。

 

訪問先の現場のスーパーバイザーが訓練生たちに伝えたのは、「溶接は世界中で必要とされる技術だ」というメッセージ。

技術を身につけた溶接工には、仕事のチャンスがあることも教えてくれました。学校で学んでいる一つひとつの技術が、将来の仕事につながっている。

それを実際の現場で確認できたことは、訓練生たちにとって大きな自信になったはずです。

 

 

 

 

そして、訓練生たちにとって、もう一つ嬉しいニュースがありました。

訪問先の日系企業現地法人J社では、TTS第1期の卒業生が、2026年4月から日本の関連会社で働いていることを知りました。卒業から10年以上たった今も、技術を磨き続けた先輩が、企業に努力が認められ、日本で溶接の仕事をしているのです。

今回、訪問した全企業から、「溶接工が必要。TTSの訓練生にもぜひ来てほしい」というラブコールが。「就業希望者リスト、履歴書を送ります」と担当インストラクターは返答をしました。

学校で学んでいる技術が、実際の仕事につながっている。そして、その先にはヤンゴンで働く道、日本で働く道もある。

今回の4日間は、単なる企業見学ではありませんでした。

「卒業したら、自分はどんな仕事をしよう?」


実際の現場を見て、先輩の姿を知り、企業の人から直接話を聞いたことで、訓練生たちはそれぞれの未来を少し具体的に思い描くことができたのではないでしょうか。ヤンゴンにくるのは、初めての子も多く、とても貴重な経験となりました。

 

 

 

 

技術を学ぶことは、未来の選択肢を増やすこと。
第16期の訓練生たちの挑戦は、まだ始まったばかりです。