レイケーコー技術訓練学校について
タイとの国境があるミャワディから15キロほど離れたところに位置するレイケイコー(Lay Kay Kaw)に職業訓練校を20〇〇年より開始します。
20〇〇年まで続いたミャンマー政府軍との内戦により、カレン州では若者の教育、就業レベルが低く将来の貧困率の低下、犯罪増加に懸念を残しています。
サステナブリッジではこれまで様々な理由により就学ができなかった、また就労ができない同州の青年を対象に職業訓練を実施します。
訓練内容はパアン技術訓練学校と同様に機械科、建設課、電気科など地域ニーズに即したもの、さらに裁縫や家内工業などの女性向けの職業訓練の実施も予定しています。
また同校は若者、女性、地域の収入向上を目的にしており、技術訓練の実施や就労支援以外に、施設内でのOJTを実施し、「稼ぐ」能力を身につけてもらいます。サステナブリッジとして、修理や建設、加工品、縫製品などの仕事を受託し収益化します。得られた収益は訓練生への手当や訓練校の運営費に使い、訓練校自体の持続性を高めます。
さらにOJTを通じて稼ぐ能力を得られた者で希望者に対して「起業支援」ならびに「経営支援」も実施します。