ミャンマーの村に水を届ける ― Myanmar Water Solution Fund 2年間の歩み

Author: Akiko Mori




13か所の支援で13,655人へ安全な水を届けました!」

Myanmar Water Solution Fundは、2024年からミャンマー農村部の水不足改善に取り組んできました。

ミャンマーでは、井戸の故障や給水設備の不足により、安全な水を十分に利用できない地域が数多くあります。特に地方部では修理に必要な資金や技術者が不足しており、使えなくなった井戸が長期間放置されることも少なくありません。

私たちは、「新しい井戸を掘る」だけではなく、「今ある井戸を修理して活かす」という考え方を大切にしています。既存井戸の修繕は、新規掘削に比べて大幅に費用を抑えながら、多くの人々へ水を届けることができるからです。

この2年間で、11か所の深井戸修繕と2校の学校給水設備整備を実施しました。

その結果、合計13か所、13,655人の住民が安全な水へアクセスできるようになりました。修繕後の井戸では揚水量が平均約3倍に増加し、多くの村で生活環境が改善しています。

 

 

ある村では、井戸が故障していた間、住民は遠方まで水を運ばなければなりませんでした。特に女性や子どもたちは毎日多くの時間を水汲みに費やしていましたが、修繕後は村内で安定して水を確保できるようになり、その負担が大きく軽減されました。

また、小学校では高架タンクと浄水設備を整備したことで、子どもたちが安心して水を利用できる環境が整いました。

水へのアクセス改善は、単に喉の渇きを潤すだけではありません。衛生環境の向上、教育機会の確保、生計活動の安定など、地域の暮らし全体を支える基盤となります。

 

 

現在は2つの現地パートナー団体と連携して活動を進めています。今後はさらに協力団体を増やし、より多くの村々へ支援を届けられるよう取り組んでいきます。

一つの井戸の修繕が、村の未来を変えます。

これからも地域の皆さんとともに、安全な水へのアクセス改善を続けてまいります。ご支援いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。