Author: Akiko Mori

8月20日、カレン州パアンで行われていた女性向けの縫製訓練が修了しました。
3か月間、参加した女性たちは、採寸や裁断、アイロン、ミシンの使い方など、縫製の基礎から実践的な技術までを学びました。
訓練期間の終盤には、シャツやブラウスなど、より高度な衣服にも挑戦。公式の訓練時間が終わった後も、「もっと練習したい」と午後5時まで自主的にミシンに向かう姿も見られました。
そして、卒業式のハイライト!
なんと訓練生たちは、自分たちが身につけた技術を使って、卒業式で着る服を自分たちで仕立てました。
3か月前にはミシンに向かうことから始めた女性たちが、最後には自分の着る服を自分で作れるまでになったのです。
そして8月20日、全員が無事に卒業。
毎日、おしゃべりし、お昼ご飯を一緒に作って食べた仲間との別れは寂しいですが、一人ひとりがミシンを持って、それぞれの地域へ帰っていきました。

このミシンは、卒業記念の贈り物ではありません。
これから自宅で服を作ったり、注文を受けたり、小さな仕事を始めたりするための、「仕事道具」です。
今回の研修では、女性が中心となって家計を支えている世帯や、国内避難民の女性などを優先して参加者を選びました。
それぞれの場所で、どんな仕事を始めるのか。
このミシンが、これからどんな未来を生み出していくのか。
彼女たちの新しい挑戦が始まります。
学んだ技術を、自分の力に。
ミシンとともに、それぞれの未来へ。
