卒業制作のご紹介

Author: Akiko Mori

 

本校の卒業生の就職率が高い理由はいくつかありますが、そのひとつは、「理論」と「実践」をしっかり積み重ねる教育方針にあると考えています。できるだけ多くの教材、工具、計測器を使用し、実際に手を動かしながら学ぶことで、即戦力として活躍できる力を身につけてから卒業することができます。

卒業前には、それまでの訓練で学んだ知識と技術を総動員して取り組む「卒業制作」の時間を設けています。グループに分かれて協力しながら、試行錯誤の中にも笑顔の絶えない充実した時間を過ごします。

なお、電気科と自動車整備科は、学科の性質上「卒業制作」という形ではなく、取得した技術を活かして実際のメンテナンスや点検作業を通して学びを深めています。

以下に、各コースの卒業制作をご紹介します。

 

 

溶接科による鉄製ベッドフレーム

 

 

溶接科によるスチール製の棚

 

 

建設科による木製の棚

 

 

電気科による校内エアコンのメンテナンス作業(※卒業制作ではありませんが、実践的な訓練の一環です)

 

 

自動車整備科による外部車両の点検作業 (車種:トヨタVIGO, Passo, MarkⅡ,Probox、ホンダActy) (※卒業制作ではありませんが、実践訓練として実施しています)

 

ベッドフレームや棚などの作品は、卒業式当日に校内に展示され、来賓の方々に購入していただくこともあります。自分たちの手で作った作品を評価してもらえることは、訓練生にとって大きな自信となり、社会へ踏み出す力につながります。