
2025年4月に本校を卒業した訓練生を対象に、半年後の実態調査(モニタリング)を行いました。卒業生たちは、職場でいきいきと働きながら学んだ技術を活かし、さらに知識やスキルを高めています。中には「将来はこの分野で起業したい」と夢を語ってくれる卒業生もおり、その成長ぶりに頼もしさを感じました。

今回の調査結果を一覧表にまとめました。
なお、1か月後モニタリングでは、帰省してご両親の仕事を手伝っているケースを「家業」として分類していましたが、6か月後モニタリングでは、訓練で学んだ技術と関連のない農作業などの手伝いについては「無職」とカウントしています。そのため、全体の就業率は前回より低下しています。

また今回は、「母親の体調悪化により退職して帰省せざるを得なかった」「父親の急な事情で家業を手伝うために職場を離れた」など、家庭の事情による離職の声が例年より多く聞かれました。
技術を身につけ、安定収入を得ながら働くためには、日常が平和であることが大前提である――あらためてそのことを実感するモニタリングとなりました。
現在、先輩たちの活躍の様子を写真とともにまとめ、食堂に掲示しています。
現訓練生のみなさんが、この先輩たちに続いていけるよう、今後も学習・訓練の機会を大切にし、サポートを続けていきます。
