カレン新年

Author: Akiko Mori

 

ミャンマーの新年は、日本の年末年始とは異なり、一般的には4月の旧正月に祝われます。そして、カレン族には、また別に大切にされてきた新年があります。

今年は12月19日(金)がカレン新年にあたり、国民の祝日となりました。私たちの事務所もこの日はクローズし、家族や友人たちとともに、新しい年の始まりを静かに祝いました。

 

町の広場では、毎年恒例となっている大きな張りぼてのオブジェが披露されます。今年は、カレン族の伝統衣装に身を包んだ女性と男性が、踊る姿を表現したもので、多くの人の目を引いていました。色鮮やかな衣装と穏やかな表情からは、長く受け継がれてきた文化の息づかいが感じられます。

カレン新年のお祝いは、新年当日だけでなく、約1週間前から少しずつ始まり、新年の夜をもって締めくくられます。人々は集い、語らい、それぞれの形で新しい年を迎えます。

これからも、カレン族の豊かな伝統と文化が、日々の暮らしの中で大切に受け継がれていくことを願っています。そして、実り多き一年となることを、心より祈っています。